Google Analytics ユニバーサル アナリティクスの終了まであと2ヶ月を切りました。
皆さんはもうGoogle Analytics4への切り替えも行い、Google Analytics4でのレポーティング作業も始まった人も多いかと思います。
Google Analytics4は、常にアップデートを実施しております。
先日も最新のアップデートが行われたので、その詳細について共有したいと思います。
2023年5月よりファーストクリック、線形、減衰、接点ベースのアトリビューション モデルが廃止されました。既存で使われているこれらのアトリビューションについては9月よりサポートされなくなります。
これに代わり、Google Analytics4ではより高度なアトリビューションモデルが導入されており、より効果的なマルチチャネルマーケティングが可能になりました。これにより、どのチャネルやタッチポイントが最も重要であるかを理解し、マーケティング戦略を改善し、ROIを最大化することができます。
今後はGoogle Analytics4のアトリビューションモデルを活用し、より精度の高い分析を行いましょう。
※アトリビューションモデルとは・・・
アトリビューションモデルとは、顧客の購買行動を複数のマーケティングチャネルやタッチポイント(広告、SNS、ウェブサイトなど)によって分析し、それぞれがどの程度貢献したかを測定するための手法のことです。これは、マルチチャネルマーケティングにおいて、どのチャネルやタッチポイントが最も重要であるかを理解するために必要なものであり、マーケティング戦略の改善やROIの最大化に役立ちます。
Google Analytics 4では、正規表現を使用してイベントを変更または作成することができるようになりました。この機能により、ユニバーサルアナリティクスからGoogle Analytics 4に移行する際に、より柔軟な設定が可能になりました。正規表現を使用してリンク先とイベントの目標を定義することで、より正確な分析が行えます。これにより、マーケティング戦略の改善につながる情報を得ることができます。
Google Analyticsのアカウントに設定可能なプロパティの数が増加しました。以前は100でしたが、2,000に増え、プロパティをより柔軟に整理できるようになりました。また、Google アナリティクス360で使用できるサブプロパティ数の上限が400に設定されましたが、必要に応じてサポートに依頼して増やすことができるようになりました。
以上が最近行われたGoogle Analytics4のアップデート情報となります。
Google Analytics4は、今後も頻繁にアップデートが行われる予定です。
最新情報は、アナリティクスヘルプのページ
(https://support.google.com/analytics/answer/9164320?hl=ja)より
確認ができます。Google Analytics4を最大限に活用し、より正確な分析を行い、マーケティング戦略の改善に役立てましょう。
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