Aug
03
2023
Off
WordPressで無料で利用できるWebP化対応プラグインの紹介
はじめに
Core Web Vitalsに重要な画像の最適化について、WordPressに関しては標準機能では弱い部分があります。
次世代フォーマットであるWebPへの変換に対応したプラグインのうち、無料で使用できるものについて紹介します。
(有料版の購入が必須なものや、無料の場合に容量・呼び出し回数などに制限のあるものは除外しています。)
.htaccessにより、対応ブラウザへはWebP画像を配信する形式が主ですが、pictureタグでの対応が可能なものもあります。
1. Converter for Media
https://ja.wordpress.org/plugins/webp-converter-for-media/
(旧名称:WebP Converter for Media)
特徴:プラグインが完全日本語対応。
対応画像フォーマット | jpg、png、gif |
プラグインの日本語対応 | ○ |
すでにメディアファイルにあるファイルへの対応 | ○ |
プラグイン有効化以降のメディアファイルへの対応 | ○ |
テーマで使用されているメディアファイルへの対応 | ○(有効・無効の切り替えあり) |
プラグインで使用されているメディアファイルへの対応 | ○(有効・無効の切り替えあり) |
有料版 | あり(AVIFフォーマットの対応等) |
2. EWWW Image Optimizer
特徴:最適化スコア、ローカル圧縮の節約の指標が確認できます
対応画像フォーマット | jpg、png、gif |
プラグインの日本語対応 | △(一部対応) |
すでにメディアファイルにあるファイルへの対応 | ○ |
プラグイン有効化以降のメディアファイルへの自動対応 | ○ |
テーマで使用されているメディアファイルへの対応 | ○(有効・無効の切り替えなし) |
プラグインで使用されているメディアファイルへの対応 | × |
pictureタグでの画像切り替え | ○(「Picture WebP Rewriting」オプション) |
有料版 | あり(画像最適化CDNの使用等) |
3. WebP Express
特徴:メディアファイル・テーマ・プラグイン以外の全てのファイルのWebP化が可能です。
WebPへ変換するツールやオプションが細かく設定可能です。
対応画像フォーマット | jpg、png |
プラグインの日本語対応 | ×(一部対応) |
すでにメディアファイルにあるファイルへの対応 | ○ |
プラグイン有効化以降のメディアファイルへの自動対応 | ○ |
テーマで使用されているメディアファイルへの対応 | ○(有効・無効の切り替えあり) |
プラグインで使用されているメディアファイルへの対応 | ○(有効・無効の切り替えあり) |
pictureタグでの画像切り替え | ○(「Alter HTML」オプション) |
有料版 | なし |
最後に
これらのプラグインを使用することで比較的簡単にPageSpeed Insights( https://pagespeed.web.dev/ )の「次世代フォーマットでの画像の配信」の改善が可能になります。
サイトのパフォーマンスが気になる場合に使用してみてはいかがでしょうか。
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