Adobe Launchのカスタムコード(HTML)でデータエレメントを利用する

はじめに

広告タグなどでデータエレメントを使いたい場合など、本記事が参考になるかと思います。
 
実はLaunchでは%構文という仕組みがあります。
これを利用すると、ルールのActionsのカスタムコード(HTML)の任意の箇所をデータエレメントの帰り値に差し替えることができます。

%(パーセント)構文の記法

データエレメント名の前後に%を追加します。

%{データエレメント名}%

{データエレメント名}はデータエレメント名に書き換えます。
例えば、SampleTagIdというデータエレメントの返り値に差し替えるには以下のように記述します。

%SampleTagId%

設定例

SampleTagIdというデータエレメントにて、www.implementdigital.comとそれ以外のドメインとでIDを出し分け、これをカスタムコード(HTML)のタグで利用します

(1) データエレメント例

www.implementdigital.comでは「prd56789」、それ以外は初期値「dev12345」を返す例です。
本例ではカスタムコードを利用していますがMapping Tableなどを活用いただいても構いません。
1-1_data-element-example-1
1-2_data-element-example-2

(2) ルール例

2-1_example-rules

ACTIONS設定-1

2-2_action-setting-1

ACTIONS設定-2

2-3_action-setting-2

ACTIONS設定-2のscriptタグ

<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];  
dataLayer.push({
  uvid : "%SampleTagId%"
});
</script>

データエレメントの返り値に差し替える箇所を「%{データエレメント名}%」に差し替えます。

注意事項

未設定のデータエレメントを指定すると「%{データエレメント名}%」のままで出力されてしまいます。
予めデータエレメントと設定とBuildまたはPublishを行っておくことをおすすめします。

参考

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