Home » Column » Adobe Experience Cloud » Adobe Analyticsの変数活用方法(訪問ごとに1回のみ記録するイベント編) May 09 2024 Off Adobe Analyticsの変数活用方法(訪問ごとに1回のみ記録するイベント編) はじめに Adobe Analyticsの変数はトラフィック変数(prop)、コンバージョン変数(eVar)、イベント変数(events)など用途に合わせて利用可能な様々な機能が用意されています。さらに変数の中でも個別に便利な機能が沢山ありますが、多機能なため活用しきれていないことがあるのではないでしょうか? 第一回目はリストprop、第二回目はリスト変数、第三回目はカウンターeVarを、第四回目はイベントのシリアル化を紹介しましたが、今回は第五回目として訪問ごとに1回のみ記録するイベントについて紹介します。過去の記事は以下をご覧ください。 Adobe Analyticsの変数活用方法(リストprop編) Adobe Analyticsの変数活用方法(リスト変数編) Adobe Analyticsの変数活用方法(カウンターeVar編) Adobe Analyticsの変数活用方法(イベントのシリアル化編) 訪問ごとに1回のみ記録するイベントの概要 訪問ごとに1回記録するイベントは、コンバージョンの計測を行うevent変数で訪問内で1回しかカウントしないようにすることが出来る機能です。例えばお問い合わせフォームの完了ページをコンバージョンとする場合、同一訪問者が同一訪問内で複数回実施したときでも1回しかカウントさせたい場合などで利用出来ます。 前提条件 ・お問い合わせ完了のコンバージョンはevent2で計測することとします。 訪問ごとに1回のみ記録するイベントの設定例 s.events変数への設定方法は通常のevents変数に設定する方法と全く変わりません。以降で説明する管理者メニューで特別な設定を実施します。 訪問ごとに1回記録するイベントの設定方法 管理者メニューから「レポートスイートマネージャー」を開きます。レポートスイートを選択し「設定を編集>コンバージョン>成功イベント」でカスタム成功イベントの一覧を表示します。該当event変数の「ユニークイベントの記録」で「訪問ごとに1回ずつ記録」を指定します。 (デフォルトは「イベントを常に記録」が指定されています。)「保存」をクリックします。 まとめ 今回はAdobe Analyitcs変数の活用方法について紹介しました。第五回目は訪問ごとに1回のみ記録するイベントについて紹介しましたが、今後も他の便利な機能について随時紹介していきたいと思います。 Implement DigitalではAdobe Analyticsの導入、実装、運用を支援するサービスを提供しています。ご興味がありましたらお問い合わせください。 この記事をシェアする : Post navigation Previous PostPrevious GA4のInsights(インサイト)活用方法Next PostNext GA4 コンバージョンの名称がキーイベントへ