Adobe AnalyticsのReports & Analytics のサポート終了について

はじめに Adobe Analyticsで長年サポートされていたレポート機能(Reports & Analytics)が、2024 年 1 月 17 日より廃止となりましたので、その概要をご紹介します。 廃止となった理由 レポート機能のレポーティング、ビジュアライゼーション、および基盤となるテクノロジーは、アドビのテクノロジー標準を満たさなくなったため、最新の Adobe Analytics環境では維持できなくなったとのことです。 ワークスペースでサポートされている機能と廃止された機能 廃止となるレポート機能のほとんどは、ワークスペース(Analysis Workspace)内でサポートされていますが、一部はサポートされてなく、今後もサポートされる予定がない機能もあります。 <サポートされている機能> コンボ チャート (2022 年 8 月リリース) カレンダー イベント (2022 年 3 月リリース) メニューのカスタマイズ (2023 年 1 月にフォルダーとしてリリース) ボット レポート (2023 年 6 月リリース) リアルタイム レポート (現在のバージョンを引き続きサポート) <廃止された機能> ブックマーク ダッシュボード カスタムレポート Publishing Widgets Current Data データ抽出 デフォルトのメトリクス データフィルターボタン…

Common Web SDK Pluginsエクステンションの紹介

はじめに Common Web SDK Pluginsエクステンションをインストールすると、AppMesurement.jsでよく使われていたプラグイン群をデータエレメントで利用できるようになります。 エクステンションのURL https://exchange.adobe.com/apps/ec/108520 エクステンションのインストール WebプロパティのExtensions画面のCatalogタブをクリックし、下のテキストボックスにてCommonなどの文字列で検索します。 クリックすると右タブが表示されるのでInstallボタンをクリックしてインストールします。 このエクステンションには設定項目は特にありません。 ただし、通常のエクステンション同様、このままだと未Publish状態のため、Publishは忘れず対応してください。 プラグインの紹介 Common Web SDK Pluginsをインストールするとデータエレメントの設定画面のExtensionで選択できるようになり、その後、Data Element Typeでプラグインが選択できるようになります。 本ページ作成時点では利用できるプラグインは12種類あり、そのうちAppMesurement.jsでよく使われていたプラグインをいくつかご紹介します。 ●getAndPersistValue Cookieに値を保持(保存する値が空値だとCookieは上書きされません)しつつその値を参照できるプラグインです。 利用するには、保存する値、Cookie名、保持日数(0は30分無操作)を指定します。 ●getNewRepeat Cookieを利用して、新規(New)または再訪問(Repeat)かを判別するプラグインです。 日数を指定します。 ●getPagename URLのパスなどを用いてページ名を生成するプラグインです。 サイトID(FQDNの識別子のようなもの、未指定だと現在のドメインが使用される)、ページ名に追加するクエリパラメータ名、ページ名に追加するハッシュ名、セパレータを指定します。 ただし、いくつか注意が必要です。 トップページ(/)だとwww.implementdigital.com:homeのように末尾がhomeとなる 末尾が「/」終わりのパスだとそれを省いたページ名となる 例: https://www.implementdigital.com/google-analytics-implementation/ ↓ www.implementdigital.com:google-analytics-implementation もし、既存のページ名が下層ページと粒度を合わせる構造、例えば、 www.implementdigital.com:google-analytics-implementation:index のようなページ名で運用されている場合は注意が必要です。 と、いくつかの特徴がありますので、既存のページ名のパターンと比較した上で導入を検討してみてください。 ●getPreviousValue Cookieを利用して値を一定期間保持しつつ、比較したい値との差異があるかをチェックします チェック対象の値とCookie名を指定します。 ●getQueryParam URLより指定のクエリパラメータを取り出します。 複数のクエリパラメータが指定でき、複数のクエリパラメータがある場合には設定した区切り文字で連結した値を返します。 クエリパラメータ(複数ある場合にはカンマ区切り)、区切り文字、チェック対象のURLを指定します ●getTimeParting 「year=2023 | month=December | date=21 | day=Thursday…

Core Web Vitals対応のGoogle Chrome機能拡張の紹介

はじめに Core Web Vitalsの各メトリクスは、各種ツールをだけでなくGoogle Chrome機能拡張をインストールするだけで簡単に計測・検証が可能になります。 簡単に使用できる無料・登録不要なものについて紹介いたします。 1. Web Vitals https://chromewebstore.google.com/detail/web-vitals/ahfhijdlegdabablpippeagghigmibma?hl=ja&utm_source=ext_sidebar 特徴: サイトがCore Web Vitalsの基準を満たしているのかを簡単に確認するのに役立ちます。 表示されているページのCore Web Vitalsのメトリクスについて計測し、しきい値を超えていないかをバッチの色で教えてくれます。 (無効:灰色、緑:合格、赤:1つ以上のメトリックが失敗している) さらに1つ以上のメトリクスが失敗している場合は失敗しているメトリクスの値を表示します。 計測される指標は以下になります。 最大のコンテンツの描画時間 – Largest Contentful Paint (LCP) 累積レイアウトシフト – Cumulative Layout Shift (CLS) 最初の入力遅延 – First Input Delay (FID) 次のペイントまでのインタラクション – Interaction To Next Paint (INP) 最初のコンテンツの描画時間 – First Contentful Paint (FCP) 最初の1バイト受信までの時間 – Time To…

Adobe AnalyticsのReporting Activity Managerの使用方法

はじめに みなさん、Adobe Analyticsを使用していて、ワークスペースがなかなか表示されない、レスポンスが返ってこない、重たい、など感じたことはありませんか? 今回は、レポートのキャパシティを確認することができるReporting Activity Managerを紹介します。 Reporting Activity Managerとは Reporting Activity Managerを使用すると、現在の稼働率、リクエスト数などをリアルタイム確認することができます。キューに溜まっているリクエストを確認でき重たいリクエストをキャンセルすることでパフォーマンスを修正することもできます。 メリット レポートスイート単位で現在のキャパシティをリアルタイムに監視することができます。 現在の処理中のリクエスト、キューに溜まっているリクエストを表示することができます。 管理者はリクエストをキャンセルすることで、容量を解放することができます。 Reporting Activity Managerの表示方法 Reporting Activity Managerを表示するには、「管理者」> 「レポートアクティビティマネージャー」を選択します。 レポートスイートの一覧が表示され、各レポートスイート毎の使用率、キューの数、待機時間などが確認できます。 個別のレポートスイートの詳細情報を確認したい場合は、レポートスイートのリックをクリックします。 過去2時間の以下の状況が確認できます。 使用率 ユニークユーザ数 リクエスト数(処理済、待機中) キューの平均待機時間(秒) また、リクエスト別の以下の情報も確認することができます。 実行時間 待ち時間 リクエストしたユーザー 対象のワークスペースプロジェクト ステータス(実行中、保留中) リクエストの複雑さ など レポートリクエストのキャンセル方法 重たい処理が実行されていることで全体に影響が出ている場合、対象リクエストをキャンセすることができます。 キャンセルは、 リクエスト単位 ユーザ単位 プロジェクト単位 アプリケーション単位 のいずれかで行うことができます。 キャンセルしたいリクエスト(ユーザ、プロジェクト、アプリケーション)を選択して、「リクエストをキャンセル」することでキャンセルできます。 まとめ パフォーマンスが劣化した場合その原因調査をご自身ですることもできますので、ぜひ一度使用してみてください! Implement DigitalではAdobe Analyticsの分析を支援するサービスを提供しています。 ご興味がありましたらお問い合わせください。

Adobe Analyticsの変数活用方法(カウンターeVar編)

はじめに Adobe Analyticsの変数はトラフィック変数(prop)、コンバージョン変数(eVar)、イベント変数(events)など用途に合わせて利用可能な様々な機能が用意されています。さらに変数の中でも個別に便利な機能が沢山ありますが、多機能なため活用しきれていないことがあるのではないでしょうか? 第一回目はリストprop、第二回目はリスト変数を紹介しましたが、今回は第三回目としてカウンターeVarについて紹介します。なおリストprop、リスト変数については以下をご覧ください。 Adobe Analyticsの変数活用方法(リストprop編) Adobe Analyticsの変数活用方法(カウンターeVar編) カウンターeVarの概要 eVarは通常文字列を設定し計測しますが、カウンターeVarは数値型のデータを設定しカウンターとして利用可能な機能となります。 例えば購入までに実行された商品検索数を把握したい場合などで利用します。 カウンターeVarの設定例 ・実装内容(実数の場合) s.eVar4 = “+1”; ・レポートでの表示 ※上記では指標を発生件数としていますが、カスタムイベントや売上高、購入回数なども指定可能です。 ・実装内容(少数の場合) s.eVar5 = “+0.2”; ・レポートでの表示 設定方法 管理者メニューから「レポートスイートマネージャー」を開きます。 レポートスイートを選択し「設定を編集>コンバージョン>コンバージョン変数」でコンバージョン変数の一覧を表示します。 該当変数の「名前」を入力し、「状態」を「有効」にします。 「 タイプ」で「カウンタ」を指定します。 「有効期限」を指定します。 「保存」をクリックします。 制限事項 設定したeVarの有効期限に達すると回数はリセットされます。 分布が必要な場合に有用な実装方法になります。(平均であれば、計算指標で実現可能)。 少数を指定した際、小数点以下が 3 桁以上ある場合は2 桁に四捨五入されます。 マイナス値(-)は設定できません。 まとめ 今回はAdobe Analyitcs変数の活用方法について紹介しました。第三回目はカウンターeVarについて紹介しましたが、今後も他の便利な機能について随時紹介していきたいと思います。 Implement DigitalではAdobe Analyticsの導入、実装、運用を支援するサービスを提供しています。 ご興味がありましたらお問い合わせください。

Smartsheetのダッシュボードで使用可能なウィジェットの紹介

はじめに Smartsheetのダッシュボードは、プロジェクトのステータスやKPIなどの重要な情報を一目で確認できる視覚的なツールです。また、ドキュメントやWebサイトへのリンク、シートやレポートのコレクションなど、よく使うリソースをまとめて管理することで、作業を効率化できます。ダッシュボードでは、ウィジェットと呼ばれるさまざまなツールが提供されていることです。メトリックウィジェットやイメージウィジェットなどのウィジェットを使用すると、ユーザーはダッシュボードを必要なものに正確に適合させることができます。今回は、これらのウィジェットの種類とその内容について紹介します。 ウィジェットの種類 1. メトリックウィジェット システム管理者は、Smartsheet ウィンドウの左下隅にある 「アカウント」アイコンから「プランと請求先状況…」メニューを選択し、アカウント管理にアクセスできます。アカウント管理ダイアログで「アカウント設定」を選択することでアカウント全体に適用される次のような様々なオプションを確認および更新できます。 概要 機能 使用方法 メトリック ウィジェットは、重要な数値や主要業績評価指標 (KPI) をわかりやすい方法で表示するための強力なツールです。 複雑な数値データを視覚的に把握しやすくします。 メトリック ウィジェットをカスタマイズして特定のデータを表示し、目標を設定すると、プロジェクトの進捗状況を完全に把握できます。 ユーザーはメトリック ウィジェットを利用して、完了率 (%)、プロジェクトのマイルストーン、またはプロジェクトの成功に重要な定量データを表示できます。 2. チャートウィジェット 概要 機能 利用方法 チャートウィジェットは、棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフなどのさまざまなグラフィック表現を通じてデータを視覚化するように設計されています。 チャートウィジェットを使用して、プロジェクトの進捗状況、リソースの進捗状況、または視覚的に理解しやすい情報を表示します。 ユーザーはさまざまなグラフの種類から選択し、ウィジェットを特定のシートまたはレポートに接続してリアルタイムに更新できるため、正確で最新のビジュアルを確保できます。 3. ショートカットウィジェット 概要 機能 利用方法 ショートカット ウィジェットはクイックナビゲーションツールとして機能し、特定のシート、レポート、またはダッシュボードに簡単にアクセスできます。 カスタマイズ可能なアイコンと名前によりユーザー エクスペリエンスが向上し、ショートカットをすばやく直感的に識別できるようになります。 ユーザーは、頻繁にアクセスするリソースのショートカットを作成して、Smartsheet プラットフォーム内のナビゲーションを合理化できます。 4. レポートウィジェット 概要 機能 利用方法 レポートウィジェットを使用すると、ユーザーは詳細なレポートをダッシュボードに直接埋め込むことができ、複雑のデータセットの包括的なビューが容易になります。 特定のレポートに接続されたウィジェットはリアルタイムの更新を提供し、表示される情報が常に最新であることを保証します。 ユーザーはレポート ウィジェットを組み込んで、ダッシュボードから移動することなく複雑なデータを表示し、統合された詳細な視点を提供できます。 5. タイトルウィジェット 概要 機能 利用方法 タイトル…

Smartsheet管理者機能(アカウント管理設定編)

はじめに Smartsheetのビジネスプランまたは エンタープライズプランのシステム管理者は、ユーザーを管理し、アカウント内の全員の設定を調整する権限があります。 これは、チームが Smartsheet を効果的かつ安全に使用していることを確認するのに役立ちます。 今回はシステム管理者が使用できるアカウント設定機能を開始する方法を説明します。 アカウント管理設定 システム管理者は、Smartsheet ウィンドウの左下隅にある 「アカウント」アイコンから「プランと請求先状況…」メニューを選択し、アカウント管理にアクセスできます。アカウント管理ダイアログで「アカウント設定」を選択することでアカウント全体に適用される次のような様々なオプションを確認および更新できます。 機能の有効化 このオプションは、アカウント全体に対し各機能の有効・無効を設定できます。 「公開オプション」では以下の権限レベルを設定可能です。 選択肢 説明 シート公開の有効化 このオプションのチェックボックスをオフにすると、公開されているすべてのシートが非公開となります。 またシートを誰でも閲覧できるようにするか、またはアカウントのユーザーのみ閲覧できるようにするかを選択可能です。 レポート公開の有効化 このオプションのチェックボックスをオフにすると、公開されているすべてのレポートが非公開となります。 またレポートを誰でも閲覧できるようにするか、またはアカウントのユーザーのみ閲覧できるようにするかを選択可能です。 ダッシュボード公開の有効化 このオプションのチェックボックスをオフにすると、公開されているすべてのダッシュボードが非公開となります。 またダッシュボードを誰でも閲覧できるようにするか、またはアカウントのユーザーのみ閲覧できるようにするかを選択可能です。 カレンダー公開の有効化 このオプションのチェックボックスをオフにすると、シートのカレンダー ビューをiCal 形式で公開することができなくなります。 稼働日 稼働日、1日の長さ(時間)、非稼働日を設定できます。 この設定は、アカウント上のライセンスユーザーが新しく作成するすべてのシートに適用されます。 ただし既存のシートには適用されません。 自動化の権限 このオプションは、シートへのアクセス権と組織との関係に基づいて、シートから自動通知を受信できるユーザーを制御します。 選択肢 説明 制限 – 高 シートが共有されているユーザーのみ通知されます。 制限 – 中 シートが共有されているユーザーとシート所有者と同じアカウントのユーザーに通知されます。 制限なし 以下のすべてのユーザー二通知されます。 ・シートが共有されているユーザー ・シート所有者と同じアカウントのユーザー ・ワークフローで参照されている任意のメールアドレス 注意事項は以下の通りです。 「制限付き」が設定されている場合は、シート作成時に自動的に制限付きとなりますので、制限を緩和する必要がある場合は、シートの所有者や管理者が手動で個別に設定変更する必要があります。 シートの所有者や管理者が選択できる設定は、アカウント レベルの自動化と同等またはそれ以上のみになります。 アカウント全体をより厳しい制限に設定変更した場合、既存シートは自動的に厳しい制限の設定に切り替わります。ただし、その後アカウント全体の制限を緩和した場合は、シートに対してアカウント全体の設定よりも厳しい制限を手動で設定していない限り、シートの設定は以前の状態に戻ります。…

Smartsheetでタスク・プロジェクト管理をはじめよう

はじめに 当サイトのコラムに度々掲載されるSmartsheetについてですが、まだまだどのような製品かご存知ない方もいらっしゃると思います。 今回はこのSmartsheetについて、概要と使いこなすための学習サイトをご紹介します。 Smartsheet初心者の方や少し興味をお持ちの方など、まずはご一読ください。 なお、製品を無料で試してみたい方、購入のご相談などについては下記サイトをご覧ください。 ▶︎Smartsheetの無料トライアル 概要 表を基本に多数のプロジェクトを一元管理 Smartsheetは、チームがプロジェクト管理、ワークフロー自動化、迅速な新規ソリューション構築などの作業を共有し、ビジネス目標に到達するためのダイナミックなワークスペースです。 Smartsheetは基本的に使いやすい表計算形式のプラットフォームを採用しており、さらにチームの効率性、有効性、拡張性を高めるコラボレーションソフトウェアをはじめ、さまさまなサードパーティーのソリューションとの統合が盛り込まれており、タスクやリソース、テクノロジーなど必要な全てを1カ所に集約できます。 個人やチーム間のやり取りもSmartsheet上に集約 チーム内で業務に関連した会話のやり取りがSmartsheet 上で行えます。業務の可視性が向上し、迅速に意思決定できるようになります。 グリッドビュー、カードビュー、ガントビュー、カレンダービューの4種類のビューがあり、それぞれで作業状況を記録・編集・表示できます。作業に合わせ、分かりやすいビューを使って、状況を簡単に共有できます。 フォームでデータを取得し、ワークフローや反復作業を自動化できます。 ダッシュボードやレポートをすぐに作成して共有できます。 お気に入りのチャットツールとのインテグレーションにより、重要な仕事に集中できるようになります。 Smartsheetは広大なエコシステムを持っており、貴社のSoR(Systems of Record)や日常的に使用している生産性アプリケーションにも接続でき、組織全体の全ての作業を単一のプラットフォームに集約できます。 シンプル&パワフルな自動化フロー Smartsheetでは、チームメンバーで共有可能な、シンプルでパワフルな自動化ワークフローを、数分で導入できます。アラートの送信、承認や更新の要求、シートの変更や事前に設定した時間をトリガーとした行のロックなど、作業の中で繰り返し行われるプロセスを自動化できます。 直感的なビジュアルエディターで複数のアクションや条件付きパスを組み合わせることで、ビジネスユーザーが独自のワークフローを自動化できるようになります。ビジネスニーズに対応したソリューションの迅速な構築を、コード不要の使いやすいプラットフォームで実現できます。 さらに、Smartsheetは管理者に可視性とエンタープライズレベルセキュリティーコントロールを提供しますので、小規模なチーム企業規模の展開まで、安心してご利用いただけます。 ユーザーやグループの管理、使用状況レポート、エンタープライズ構成オプションの間の合理的なナビゲーションを提供します。 シンプルな管理画面で、誰がライセンスを持っているのか、どのグループに属しているのか、どのインテグレーションにアクセスできるのか簡単に把握できます。 Smartsheetのベストプラクティスに基づいた推奨ステップを利用してアカウント構成を最適化することで、セキュリティーとアカウント設定の可視性を向上できます。組織の内外を問わず、コラボレーションする人たちがチームとして共同作業できるようになります。 Smartsheetのユースケース:コンテンツ制作管理 例えばコンテンツ制作作業にSmartsheetを使う場合、ディレクターはプロジェクトシートから制作プロセスを監督することができます。 自動化されたアラートやリマインダーを使用して、デザイナーがスケジュール通りに作業できるようにします。 レポートやダッシュボードにコンテンツタスクを含めることで、可視性を高めます。同僚、ベンダー、およびクライアントはシートにアクセスせずに、校正内容をを確認できるようになります。 固定可能なアノテーションや会話、および個々の承認を介して詳細なフィードバックを提供できます。何かを更新するときには自動ロックが利用できますし、バージョンの混乱も解消できるため、同時に複数の人が校正に入れます。こうしてプロセスのボトルネックを回遊できます。 マーケティングの業務に利用する場合、マーケティングチームの連携、フレキシブルなワークフローの構築が可能です。そして、戦略の立案からキャンペーンの実施と管理まで、あらゆるアクティビティーを一元管理できるようになります。戦略や実行状況についてチームメンバー、経営層、パートナー、エージェンシーその他の関係者とも、適切な権限・アクセス制限をした上で共有できます。その結果として、マーケティングエージェンシーとしての御社の活動を成功に導きます。 smartsheetプラットフォームはインテグレーション機能により、Adobe Creative Cloud、Slack、Google Workspace、JiraなどのSaaSと接続することができます。 Smartsheetはデジタル資産管理とリソース管理の機能を一つのバッケージにまとめた唯一の業務管理プラットフォームです。 学習サイト https://help.smartsheet.com/ja 自分のペースで進められるガイド付きの学習トラックで 、よくある質問のトピックや紹介ビデオを組み合わせて、Smartsheet の各機能がどのように組み合わされているかを順番に確認できます。 レベル 1: 今すぐスタート トピック 1 Smartsheet の概要 トピック 2 シートを作成する トピック 3…

WordPressプラグインタグ「core web vitals」の比較

はじめに WordPressプラグインのうち、タグ「core web vitals」が付けられているもの(https://ja.wordpress.org/plugins/tags/core-web-vitals/ )から有効インストール数が1000以上のプラグインの比較を行いました。(特定の環境に依存するものと最近更新が行われていないものは除外) 比較したプラグイン LiteSpeed Cache バージョン:5.7.0.1 https://ja.wordpress.org/plugins/litespeed-cache/ 有料 WP Fastest Cache バージョン:1.2.2 https://ja.wordpress.org/plugins/wp-fastest-cache/ 無料/有料 Autoptimize バージョン:3.1.10 https://ja.wordpress.org/plugins/autoptimize/ 無料/有料 Speed Booster Pack ⚡ PageSpeed Optimization Suite バージョン:4.5.7 https://ja.wordpress.org/plugins/speed-booster-pack/ 無料 Cloudinary – Deliver Images and Videos at Scale バージョン:3.1.5 https://ja.wordpress.org/plugins/cloudinary-image-management-and-manipulation-in-the-cloud-cdn/ 無料/有料 ※Cloudinary ( https://cloudinary.com/ )アカウント作成が必要 Core Web Vitals & PageSpeed Booster バージョン:1.0.16 https://ja.wordpress.org/plugins/core-web-vitals-pagespeed-booster/ 無料…

Adobe LaunchでもdataLayerを活用したい

はじめに Google Tag Managerを用いたサイトではGoogle AnalyticsなどのサービスやツールにdataLayerが頻繁に活用されているケースも珍しくはありません。 そこにAdobe Launchタグを追加することになった場合に、せっかくのdataLayerがあるのに活用できないという懸念がある場合には、本記事は参考になるかと思います。 ぜひご一読ください。 結論としましては、Google Data Layerエクステンションを利用することで、一般的なdata Layer運用であれば、特にページ側での追加対応なしに対応ができるシーンが多いと思われます。 Google Data Layerエクステンション Adobe Launchのエクステンション画面のCatalogよりGoogle Data Layerを探します。 Google Data Layerパネルをクリックして画面右のInstallをクリックします。 dataLayer変数名が聞かれます。(dataLayerのままでしたら入力は不要です) Saveを押してインストールができると、ルールやデータエレメントでdataLayer関連の設定ができるようになります。 データエレメント ExtensionプルダウンにてGoogle Data Layerが選択できるようになり、選んだ画面は以下となります。 プロパティの入力や「Only event properties」のON/OFF状態で返り値に違いが生じます。 画面右に詳細な説明がありますのでご利用時にはまずご確認ください。 一般的には、pushされたオブジェクト内のデータをAdobe Analyticsの計測値にも使うというシーンが多いかと思われますので、参照したいプロパティ名を入力します。 なお「Only event properties」はeventなしのpushを無視するオプションで、通常だとOFFで済むことが多いように見受けられます。 ルール ルールではEVENTSとACTIONSのExtensionプルダウンにてGoogle Data Layerが選択できるようになります。 EVENTS こちらもご利用時には右側の説明をまずご確認ください。 運用中(予定)のdataLayerの設計/要件次第ですが、基本はユニークなeventのpushをアクションの発生と見なし、それをAdobe Analyticsで取りたい、という実装が多いかと思います。その場合には一番下のSecific Eventを活用することになります。 例えば、コンテンツの読了の際に、dataLayerに{event: “Finished reading”}というオブジェクトをpushされているとします。 これをトリガーにAdobe Analyticsに読了計測を実施する場合は以下のようなEVENTS設定となります。 ルール(ACTIONS) ACTIONSだと更にAction Typeに3種類があります。 Google…